合格体験記~公認会計士 2022.11その1

合格体験記:(令和4年度)公認会計士 論文式試験

2020年7月に総合入門コースをお申し込み頂き、見事、合格目標年月である2022年8月の論文式試験に合格された受講生様から【合格のご報告メール】が届きました。
メールには、論文式合格までに受験した試験の得点なども記載されていましたので、合格を目指す受験生にとっても有用な情報になると思い、メールの公開をお願いしたところ、ご快諾頂きました。
特に注目すべきは、2022年5月の短答式試験受験後に論文式試験の学習を始めて、わずか3ヶ月で論文式試験に合格している点です。

以下、頂いたメールになります。>>>>
FIN株式会社
藤木 先生 山田 先生 公認会計士講座関係者の皆様この度は本当にお世話になりました。
2022年公認会計士試験の結果が出ましたので、ご報告させていただきます。
2022年公認会計士試験におきまして 合格することが出来ました。
藤木先生、山田先生をはじめとする皆様のお力添えを頂いたおかげです。
2年前の2020年7月に申し込みをさせていただき、簿記のことすら全く知らない初学者だった私を公認会計士試験合格まで導いていただきました。
本当にありがとうございます。これまでの経過についてご報告が出来ていなかったので、この場を借りてご報告させていただきます。
私は、2020年の6月よりFINのホームページにて公開されている簿記3・2級の講座を受講しておりました。
そこでの講義が初学者の私でも非常にわかりやすかったため、公認会計士総合入門コースを受講いたしました。
その後,2020年11月の日商簿記検定にて、初受験ながら2級を大問1から順に16点、20点、14点、18点、20点の合計が88点という得点で合格することが出来ました。
その後は、受講問い合わせの時にご回答いただいた通り、2021年5月・2021年12月が試し受験、2022年5月が本気受験というイメージで短答式試験を受験しました。その時の得点率の推移です。
(2021年05月)財務  76/200点、管理35/100点、監査60/100点、企業法30/100点で、40.2%
(2021年12月)財務108/200点、管理34/100点、監査40/100点、企業法60/100点で、48.4%
(2022年05月)財務172/200点、管理77/100点、監査75/100点、企業法70/100点で、78.8%
初めての受験の時は、まだ全分野に触れられたわけではなく、2度目の受験の際は短答用の全分野に触れたものの基礎がおろそかであり、不合格でした。
本気受験となる2022年5月に向けて基礎を盤石にすることに励み、無事に合格することが出来ました。
2022年6月には、論文試験前の腕試しとして日商簿記1級を受験し、第1問から順に17点、19点、24点、23点の合計83点という得点で合格することが出来ました。
2022年5月の短答式試験までは、短答式試験に集中していて論文式試験に向けた学習は一切行っていなかったため、短答式試験後に論文式試験に向けた対策に取り組みました。
短答式試験から論文式試験までおよそ12週間しかなかったため、7月中が採点期限となる答練は間に合わず、一度も提出することが出来ませんでしたが、8月に入り、答練を各1回ずつ解いて復習を行うことが出来ました。
論文式試験の戦略として、他の人と比べて論文式試験の対策に当てられる時間が少ないことがわかっていたので、計算で戦い、理論で足切りを回避できるよう守る戦略を取りましたが、この戦略は結果として正解であったと今になって思います。
論文式試験の開示された得点と順位を添付しておきます。ギリギリではありますが、合格者の中に滑り込むことが出来ました。
以上がFINで受講を始めてからの経緯です。
受講してから合格まで、FINの教材を信じてきてよかったと心から思います。
他の予備校にはいかず、最初から最後までFINにお世話になりました。
この御恩は忘れることはありません。ここから、公認会計士としての人生が始まりますが、お二方のような立派な公認会計士になれるよう日々努力する所存です。
本当にありがとうございました。
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以上が頂いたメールの内容となります。
令和4年度の論文式試験合格者は、1,456人でした。
論文式の学習からわずか3ヶ月で、1,456人の中に滑り込むことができたのは、「計算で戦い、理論で足切りを回避できるよう守る戦略」にあったと分析されていますが、私も同意します。
短期合格しやすいのは「計算で戦う意志のある」受験生です。
あと、短答式試験、論文式試験ともに、特定の科目に偏ることなく、バランス良く得点できていて、これも短期合格者の傾向です。
租税法の順位が一番悪かったのですが、それでも1,500番代前半に踏みとどまっていましたし、順位の良かった会計学と企業法でも700番台ということで、非常にバランスの良い得点分布でした。
それにしても、学習範囲の広い租税法をたった3ヶ月で遜色のないところまでもっていくなんて、並大抵のことではないですね。
また、メールを拝読する限り、伝えたいことをとても丁寧に文章にできている印象なので、本試験でも「採点者に伝わる答案」が作成できたのだろうと想像しています。これについては、心掛けだけでなく、持って生まれた才能もあると思います。
最後になりますが、メールの公開について、ご相談した際に、ありがたいコメントを頂きました。
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合格体験記には追加で、講義が非常にわかりやすかった旨と、テキストがフルカラーで非常に見やすく、要点がまとまっていてわかりやすかった旨、きれいにまとまっているため想像よりもテキストが薄いと感じた旨も同時に記載していただけると幸いです。
私もFINの皆さんと今後の受験生の力に少しでもなれれば幸いです。
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K.S様、合格おめでとうございます。また、メールの公開をご快諾頂き、本当にありがとうございます。
今後のご活躍を楽しみにしております。

資格試験のFIN
藤木・山田