令和3年度試験の出題範囲の要旨(確定版)が公表されました
公認会計士・監査審査会から、令和3年公認会計士試験の出題範囲の要旨について(確定版) が公表されましたので、お知らせします。1月18日に既に公表されていた出題範囲の要旨と実質的に変更はないようです。
気がかりは、令和1年度会社法改正(2021年3月より施行)で認められた「株式報酬」の会計処理が出題範囲に含まれるか否かでした。1月28日付で実務対応報告第41号「取締役の報酬等として株式を無償交付する取引に関する取り扱い」が公表されていたため、これが今回の本試験に含まれるか判断がつきかねていました。
今回公表された確定版でも、「財務会計論」に「株式報酬」という項目や純資産の部の項目として「株式引受権」が追加されていなかったので、今年度の本試験では範囲外とされたようですね。安心しました。