公認会計士試験 平成29年度 短答式試験 第Ⅱ回

 企業法

今回も平成29年第Ⅰ回同様、企業法は他の科目に比して優しかったようです。合格ラインは75点程度になりそうです。

判例からの出題も2肢から1肢に減り、一層、条文理解が重要な科目になっています。

出題分野として、例年は20問中9問ほども出題されていた機関と株式が計6問に減り(特に株式が2問減)、資金調達・株式会社の計算等がその分増えています。このため、学習分野に偏りがあった受験生の方は難しく感じられたのではないでしょうか。

金商法からの出題は、例年通りの出題数(2問)・出題パターンです。金商法は捨て問と決めている受験生も少なくないとは思いますが、パターン化している分野なので巧く対策すれば得点源にできるのではないかと思います。

H29-Ⅱ 企業法 解答解説