合格体験記~その4

短答式試験 合格体験記 ~ 監査論 (N.S様)

監査論は実務に従事していないと、イメージが湧きにくく、理解と暗記が難しい科目だと思います。逆にいうと、実務ではどうなのか?イメージできれば、一気に理解が進む科目であると思います。
山田先生の講義は、実務での話を豊富に織り交ぜたもので、監査がどのような流れで行われているか体系的に解説されます。 監査のイメージを掴むのに最適な講義で、非常に勉強になりました。
また、山田先生には、監査論の質問に数多く答えていただきました。
回答が非常に論理的で、イメージしやすく、論文式試験の記述にそのまま使えるような表現が多いので、何度も回答を読み込んだりしました。監査のイメージを深めるために非常に役立ちました。
FINの質問体制は素晴らしく、わかりやすく丁寧な回答はもちろんのこと、回答までのタイムスパンがすごく短いです。
10回以上メールで質問しましたが、回答に2日以上かかったことは一回もありません。
疑問点が早期に解消でき、とても安心して勉強できました。
監査論のテキストには講師の工夫がたくさん詰まっていました。
短答式試験向けのテキストであっても、論文においても重要とされる論点には論述用の記述例が記載されていたり、印が付されています。
5月に短答式試験合格そして8月論文式試験を目指すにはある程度、論文式試験対策もしなければいけないと考えていたので、論文対策も兼ねているテキストであったことは嬉しい誤算でした。
また、過去の短答式試験問題を網羅的に記載してある章末問題が素晴らしかったです。
例えば、監査論の鉄板論点として「二重責任の原則」に関する問題があります。
章末問題では、「二重責任の原則」に関する過去の本試験問題を類題という形で網羅的にまとめて記載されているので、同じ論点が何度も繰り返して出題され、様々な問われ方がされていることが一目でわかります。
類題の数が多く記載されている章末問題があれば、それは重要かつ頻出な論点であるということなので、メリハリを効かせた学習ができ効果的かつ効率的でした。加えて、章末問題を解くためのポイントとなる考えを赤文字で端的に解説されているので、本試験問題への対応力はかなり上がったと実感しています。
短答答練や肢別問題集等を中心にたくさん問題を解いても、本試験において問われ方が変わっただけでまったく対応できなかった経験をしたことが多々あります。
しかし、今回の本試験では、テキストのみを徹底的に読み、章末問題をやり込んでいたので、本試験問題を解いていて「あの章末問題の類題だな」と論点を見抜く目が養われていました。一冊のテキストをやりこんだことにより、自信をもって本試験問題を解くことができました。

N.S様 ありがとうございます。