日商簿記1級~1年間で合格するための勉強スケジュール
📘 日商簿記1級|1年間で合格するための勉強スケジュール
このスケジュールは、日商簿記2級合格者が1年間で1級に合格することを目的に設計しています。
✅ 対象者と前提
- 簿記2級取得済み
- 平日1〜2時間、休日3〜5時間の学習が可能
🗓️ 年間スケジュール(全体像)
学習時期 | 月数 | 目的 | 学習内容 |
---|---|---|---|
基礎期 | 1〜3か月 | 各論点のインプット | テキスト読解、基本問題、用語理解 |
定着期 | 4〜6か月 | 応用力の養成 | 論点演習、理論暗記、過去問導入 |
実戦期① | 7〜9か月 | 総合力養成 | 総合問題、時間制限つき演習 |
実戦期② | 10〜11か月 | 弱点補強と最終確認 | ミスノート復習、苦手論点対策 |
直前期 | 12か月目 | 最終調整 | 答練、理論暗記の総仕上げ |
📚 科目別 学習ポイントと時間配分
💼 商業簿記・会計学(配点60点)
- 計算と理論の両立が必須
- 退職給付会計、企業結合、税効果会計など高度な論点も早期対策
- 理論(会計基準の定義等)は毎週の習慣に
- 学習時間目安(週):10〜12時間
🏭 工業簿記・原価計算(配点40点)
- 標準原価計算やCVP分析など、計算中心の構成
- スピード・正確性・パターン化がカギ
- 学習時間目安(週):6〜8時間
🗓️ 週間スケジュール(合計 約18時間)
曜日 | 商業簿記・会計学 | 工業簿記・原価計算 |
---|---|---|
月〜金(各日) | 1.5時間 | 0.5時間 |
土・日(各日) | 2.5時間 | 2時間 |
⏰ 平日の学習モデル
- 6:30〜7:00:工業簿記(基本問題)
- 19:30〜21:00:商業簿記・会計学(個別論点計算対策+理論読解)
🎯 合格のための6つの戦略
- 前半3か月でインプットを終える(基礎の長期化を避ける)
- 計算と組み合わせて理論に触れる習慣をつける
- 苦手論点は定着期〜実戦期①で潰す
- 総合問題は時間制限をつけて解く
- ミスノートや理論カードで自分専用教材を作る
- 直前2か月は本番同様の形式で得点感覚を養う
日商簿記1級は長期戦ですが、計画的に取り組めば確実に合格は見えてきます。焦らず、着実に実力を積み上げていきましょう!